【前回のあらすじ】
「助けて、オビ=ワン・ケノービ。あなただけが頼りです。」←間違い
「ノートパソコンのハードディスクが壊れました〜。パソコン屋でもデータ復旧無理でした〜」←こちらが本当
紆余が曲折したものの、見事データをサルベージできたのでした…
【あらすじ終わり】
さて、依頼主にUSB外付けハードディスクにコピーしたデータを引き渡した後も、何故か故障した件のノートパソコンはまだオイラの手元に残ったまま。どうしてかとゆーと…
『試したいことがあるんだ。』
サルベージしたデータをざっと見ていくと、なんだか破損していないような…元ディスクのフォーマットがNTFSだからかな…新しい2.5インチハードディスクにまんまコピーして部品交換したら、なんだかそのまま動きそう。そんな気が…
元ディスクは120GBのシリアルATA(SATA)接続の2.5インチハードディスク。
近場のリアル店舗で入手できた最低の容量のバルクのハードディスクは250GB…パーティションサイズは後ほど操作する事にして、前回大活躍した"裸族のお立ち台DJ クローンプラス"に2台のハードディスクを接続…てゆーか突き刺します。
夜寝る前にクローニングを指示しておいたら、朝にはコピー完了を示す青色ランプが。
サクッと裏蓋外してハードディスクを換装。スイッチON。
『こいつ…動くぞ!』
拍子抜けするくらいあっさりWindowsの起動シークエンスが始まって…起動完了。ヲイ\(^_^
こ、これは…問題なく動作しているぢゃないか…
ソフトウェアでパーティション操作を行い、無事250GBフルに認識させる事にも成功しましたよ。
『わかるよ…わかんないけど。』
詳しくセクタ単位の情報を調べたわけではないのでアレですが、以前のハードディスクは半死半生状態ながらも情報は保持していたようで。何らかの理由でヘッドがデータを読めなかった模様。でも10回か100回かに1度は読めたんで、セクタ単位のコピーをする事はできたのでしょう。
こうなると、"裸族のお立ち台DJクローンプラス"の「不良セクタをスキップしてコピーできない」とゆー仕様が幸いしたのかも。人生何が幸いするか分からない…
コピーできないセクタがあっても延々と挑戦し続ける"裸族のお立ち台DJクローンプラス(CROS2EU2CP)"…なんだか男女関係にも当てはまりそうな…ゲフンゲフン。
まさに
『あきらめたらそこで合戦終了だよ?(by織田信長)』であります…
…さて。
今回注目したいのは、ハードディスクの「壊れやすさ」とそれに反する「予想外のデータ保持力」デスかね…SSD(ソリッドステート・ドライブ、最近流行りのハードディスク代替半導体記憶装置)がアクセス不能になったらこうは行かないだろうな…ハードディスクすげー。大半のマシンをSSD化しているオイラ…こまめにバックアップ取ろう。
あ、件のノートパソコンは、見目麗しき依頼主に無事引き渡しましたよ…。
また壊れないかな(ヲイ)