2001年9月11日、僕は夏に結婚したばかりだったけれど、嫁の勤務先が離れた場所にあったので、まだ嫁と一緒に住んでいなかった。そこで、毎晩のように嫁と電話で喋っていた。
その日もいつものように嫁と電話をしていたら、テレビ画面が煙をあげるビルの映像に急に切り替わった。
確か「ジャングルTV〜タモリの法則〜」のジャングルクッキングのコーナーの途中だった。
その後、もう一機の旅客機の突入や、世界貿易センタービルの崩落の映像を目の当たりにした…
「事故かテロか分からないがアメリカで大変なことが起きている!」そんなことを喋った気がする。
その後、世界貿易センタービル以外にもペンタゴン等に旅客機が突っ込んだことを知ったが、トム・クランシーの小説「日米開戦」のラスト、ホワイトハウスにジャンボ機がカミカゼ攻撃をするシーンにそっくりだな…と感じたのを覚えている。
その後、一気に世界はきな臭くなっていった。冷戦終結後の世界は新たな局面に移行し、それは今も続いている。どんなSF小説も予想していなかった21世紀は、現在絶賛進行中ということになる。
…あれから10年。僕はアメリカ同時多発テロとその後の対テロ戦争と呼ばれる戦いで命を落とした全ての人の冥福を祈らずにはいられない…
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